現実を語るにはあまりに重いから
友達の前ではいつも明るく”普通の人”でありたいから
「悩みなんてなさそう」ってよく言われるけど。
面白くて楽しくて、一緒にいたいって思われたいから
いつも自分にスイッチを入れて、限界以上に頑張ってみるけど
終わった後に、無性に虚しくなる。
自分を語るには、あまりに重たいから
みんなが好む、理想の人物に近づこうとして
嘘は大嫌いだけど、心底にある本音とぶつかる。
どうしようもなく身動きが取れなくなって
理想にも程遠い、何かが出来上がる。
人と話すとき
椅子の下にしまった本当の自分と
誰かと自分の理想を混ぜた私が楽しそうにしていても
どうにも逃げれない現実にぶつかる。
"嫌われたくない" ただそれだけ。